家族の絆で上質なはちみつを~ふるさと納税で人気の“国産はちみつ”をレポ〜

2017.6.28
家族の絆で上質なはちみつを~ふるさと納税で人気の“国産はちみつ”をレポ〜

ふるさと納税で大人気のはちみつ。今回取材にうかがったのは、霧島のふもとで養蜂を営む齊藤養蜂場です。

普段なかなかお目にかかれないはちみつの採取の様子を中心に、美味しいはちみつの魅力をたっぷりお伝えします。

ふるさと納税でも大人気のはちみつを生産!齊藤養蜂場

巣箱

齊藤養蜂場は、お父さんの代から65年続き、現在では高原町内で唯一の養蜂場です。緑の木立の中に、齊藤さんの巣箱は置かれていました。

「働き蜂が動き出すころ、菜の花が満開になります。また巣箱の周りには梨やキウイの果樹なども植えており、ここからも花粉やみつを運んでいくんですよ。」

梨
近くには、梨が小さな実を付けはじめていました。

上質なはちみつはこうして作られる!採蜜の様子をご紹介

定飼(ていし)と呼ばれる、巣を固定して養蜂をおこなう方法を取っている齊藤養蜂場では、4月中旬から5月下旬にかけてが採蜜の時期です。

刺されないよう万全の装備で、いざ採蜜!

服装
写真のように、ネット付の帽子や、ゴム手袋など、刺されない服装で採蜜をおこないます。

巣に近づくと、顔のすぐそばでブンブンと音がします。蜂達も巣を守ろうと必死です!

巣箱から巣礎を取り出す

まずは、蜂の巣の基礎となる“巣礎(すそ)”を取り出します。これは、蜂の巣の材料である蜜蝋で人工的に六角形の巣を作ったもの。これを使うことで、働き蜂が一から巣を作る必要がなく、蜜を効率よく貯めることができるそうです。

巣板
このように蜂がびっしり!巣箱1つになんと10万~15万匹の蜂がいるのだとか。すごい数です。

ブラシで蜂を払い落とし、採蜜の場所へ向かいます。

採蜜前の一手間 蜂の巣の整理

蜂の巣
蜂の巣には、女王バチが産卵し、蜂の幼虫を育てる部屋や、さなぎが育つ部屋、はちみつや花粉を貯めておく部屋など、さまざまな用途で使い分けられています。

「採蜜前に、はちみつの入っている部屋をふさぐ“蜜蓋(みつぶた)”を切り落とます。また、採蜜後にも雄蜂を切り落としたりと巣の整理を行います。」

蜜蓋

こちらが蜜蓋です。この中にはちみつがたっぷり入っています。

遠心分離ではちみつを取り、漉して完成!

遠心分離機
巣礎を遠心分離機にかけ、数分ではちみつが採れました。
蜜の採取

「遠心分離機にかけたすぐは、細かい空気が入って白っぽくなっていますが、これを漉すと、きれいな透明のはちみつができあがります。」

つやつやで美しいはちみつの完成です!

知ってましたか?「雄蜂の巣がなくなるのは“働かないから!”」

採蜜後、“雄蜂の巣は取り除かれる”とありましたが、実は“働き蜂”はすべて雌蜂で、雄蜂の役割は交尾のみなんだとか!

そのため、悲しいかな雄蜂の育つ巣を切り落とし、数を少なめに調整するそうです。

雄蜂の巣
写真の指差したところが雄蜂の巣です。働き蜂になる雌蜂の巣よりも大きく、すこし盛り上がっています。

「以前ラジオで“雄蜂は働かない”ことを話したら、反響がすごくて。俺も雄蜂になりたいという声がたくさん聞かれました(笑)」

ちなみに女王蜂は、産卵期に1日に3000個もの卵を産み、一生お世話の働き蜂にえさであるローヤルゼリーを口移しで食べさせてもらうんだとか。蜂の世界では、それぞれの役割がきっちりと分かれているようです。

養蜂家に聞く!はちみつを味わうオススメは“ハニートースト”

齊藤さんにオススメの食べ方をお聞きしました。

ハニートースト
「トーストにバターとはちみつをかけるのが一番好きな食べ方ですね。その他、お砂糖の代わりに料理に使うと、まろやかになりコクが出ておいしいですよ。」

GI値の低さや、ミネラル分が豊富なことなど、はちみつは美味しくて身体に良い食材です。

息子たちの事業展開を楽しみに 齊藤養蜂場の未来

ご家族

「これまで父と、そして奥さんと一緒に65年養蜂をやってきましたが、長男が養蜂を継ぐと言っていて、今一生懸命に学んでいます。
養蜂は、はちみつを採ったり、みつろうを加工したり、そして今はふるさと納税へ出品もしていますし、農家さんへ受粉を促す目的で、蜂自体を販売したりもできるんです。
一口に養蜂といっても、こんな風にも裾野が広げていけるから、息子たちも楽しんで養蜂をやってほしいですね。」

あちこちの養蜂場が後継者で悩む中、息子さんをはじめ、家族がまとまって養蜂を続けていく姿を垣間見た取材となりました。

ふるさと納税で予約殺到の国産はちみつをぜひ味わって

はちみつ
家族の絆と、大切な蜂を育て続ける齊藤養蜂場のはちみつは、高原町のふるさと納税返礼品で味わうことができます。すっきりとしてコクのある美味しい貴重なはちみつをぜひご賞味ください!

(インタビュアー・文:北原優美/ライター)

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