宮崎牛を日本一に!全国和牛能力共進会に向けた高校生の挑戦

2015.9.29
宮崎牛を日本一に!全国和牛能力共進会に向けた高校生の挑戦

5年に1度の全国和牛能力共進会、通称“和牛のオリンピック”で、2大会連続制覇した「宮崎牛」。地域で伝承されてきた確かな生産技術と、宮崎県の雄大な自然が、この美味しい「宮崎牛」を作っているのです。

今、高原町では、ある宮崎牛生産農家の若い後継者の快挙で話題が持ちきりです。

全国和牛能力共進会への一歩「西諸地区の代表牛決定戦」

優秀な宮崎牛が集まる西諸地区の代表牛決定戦
全国和牛能力共進会に進むためには、まずは毎年行われる県の和牛共進会で結果を出すことが第一歩となります。県の和牛共進会へは、地区予選を勝ち抜いた牛が選抜され出品されます。
 
予選が行われる地区のひとつ、西諸地区は2市1町からなり、宮崎牛の一大生産地。西諸地区には和牛生産農家が1,700世帯もあり、飼っているお母さん牛の頭数は18,000頭にものぼります。その中からたった11頭だけが、県の和牛共進会へ出品される代表牛になるという、超難関で有名な地区です。
 
西諸地区の高原町から県の和牛共進会へ出品される代表牛は毎回1~2頭、ヘタすると1頭も代表になれない年もあります。西諸地区で合格すれば、県大会でもほとんどの牛が上位に入賞します。そのため、宮崎県内各地域の牛名人達が西諸地区大会の偵察に来るほどです。
その超狭き門に、なんと高原町の高校2年生が養っている牛が選ばれたのです!

県の和牛共進会への切符を手にした高原町の高校生

西諸地区大会で、見事、宮崎県和牛共進会への切符を手にしたのは、高原町の石山翔平君。まだ17歳の高校生です。翔平君の出品した牛の名は、「むつよ」号。5ヵ月ほど前から、毎日調教やシャンプーや運動をして予選会に備えてきました。
 
予選会の日は、翔平君の近所の人たちが大勢で応援に駆け付けました。近所の人たちはみんな、翔平君が普段から頑張っていることを良く知っているからこそ、なおさら緊張して予選会を見守ります。空気を感じてか、翔平君にもいつもの笑顔はなく真剣な面持ちで、牛と審査にのぞみます。

宮崎牛の審査に挑む翔平君

写真のとおり人が牛をリードする形で共進会の審査を行うのですが、人と牛の息がぴったり合わないと、審査員に牛の良い姿を見せることはできません。牛の世界では息がぴったり合うことを「人牛一体」と呼ぶのですが、翔平君はまさに「人牛一体」となって審査競技を行っていました。
 
審査結果が、場内アナウンスでに鳴り響いた瞬間、翔平君の緊張した面持ちはやっとほぐれ、観客も喜びの歓喜に包まれました。
 
今年の宮崎県和牛共進会にのぞむ西諸代表牛の栄誉を、“高原町史上最年少”で翔平君が勝ち取ったのです。

夢に向けて県の和牛共進会に挑む

小さい頃から和牛生産農家である我が家の手伝いを一生懸命やってきた翔平君。高原町の和牛共進会は毎月行われるのですが、翔平君は何度も挑戦しては敗れ、悔しい思いも何度もしてきました。それでもあきらめずにずっと頑張ってきた成果が、今回の西諸代表を勝ち取ることにつながりました。
 
翔平君の夢は「日本一の牛飼い」。
 
その夢のために、2015年10月27日に開催される県の和牛共進会に向けて、「むつよ」号と一緒に頑張っていきます。
 

安心安全でおいしい宮崎牛をお届けするために

安心安全でおいしい宮崎牛をお届けするために
地域で伝承してきた和牛生産の技術を、若い後継者が伝承し、安心安全でおいしい宮崎牛をみなさんにお届けするために。皆様から頂いたふるさと納税の御寄附が、高原町の肉用牛の生産環境を整備にも使われます。
 
高原町も翔平君と共に農業の振興に取り組んでまいります。

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