農薬を使用せずに作るお米“無農薬栽培米”とは

2017.12.03
農薬を使用せずに作るお米“無農薬栽培米”とは

霧島山のふもと高原町に、美しい自然環境を守りたいと、農薬を使わず安全で美味しいお米作りに取り組む農園があります。温谷(ぬくたに)農園の温谷文雄さんに「お米の無農薬栽培」についてお伺いしました。

米作りにおける農薬の役割

通常の米作りにおいて使用される主な農薬は、

  • 害虫を駆除する「殺虫剤」
  • お米の病気を引き起こすカビや細菌を防除する「殺菌剤」
  • 雑草を枯らすための「除草剤」

の3種類です。

これらは、厳しい規制のなか使用が許可されたもので、安定的にお米の質を保ちながら収量を上げることをサポートしています。

たとえば、除草剤を使わないと田んぼのなかで雑草が生い茂り、本来稲に吸収されるはずの栄養分が雑草に取られてしまうので、味も収量も落ちてしまいます。

また、カメムシが食べたお米は黒っぽくなってしまうため、見た目が悪くなってしまい、販売できないなどの可能性もあるため、農薬を使わないことでの弊害はさまざまです。

あえて無農薬での米作りにこだわる

そういった現代農業では欠かせない農薬をあえて使用せず、無農薬栽培で米作りをする温谷さんはこうおっしゃいます。

「農薬を使えば、1反あたりたった10分で除草ができてしまう。それくらい農家の負担を減らせるものなんです。手作業で除草をするとなると、夏の暑い時期に田んぼに入り、汗だくで長時間作業をしなきゃいけない。農薬を使わない選択をするということは、本来大変手間のかかることなんです。」

無農薬での米作りに欠かせない「合鴨」の存在

本当に時間と手間のかかる無農薬栽培を実施するにあたり、温谷さんが手を借りる強い味方が、かわいい“合鴨”です。

「合鴨は、田んぼの雑草や虫などをきれいに食べてくれます。合鴨の世話は大変ですが、農薬を使わずにお米が育てられるので、とてもありがたい存在ですね。」

合鴨農法についての取材記事はこちら:合鴨は大事な存在~合鴨農法の米作りを続ける努力と工夫をレポ~

無農薬栽培で合鴨農法を選ぶメリット

無農薬栽培のお米作りにおいて、合鴨農法で生産されるメリットをお聞きしました。

「まずは合鴨のふんがそのまま田んぼの肥料になることですね。うちでは化学肥料も使っていないので、完全無農薬・無化学肥料で栽培できています。

また、合鴨が虫を落とすのに稲の茎をつつくんですが、それが刺激となって、稲が丈夫に育ち、株も増えるんですね。合鴨は田んぼのすみずみまできれいに雑草を取ってくれるので、米作りにおいてとても大事な存在です。」

自然環境にも優しい合鴨農法の無農薬栽培

「そして何より、霧島の自然豊かな環境を農薬で汚さなくて済む。大事な自然を守るためにも、無農薬での合鴨農法を続けていきたいですね。」

温谷さんの田んぼには、霧島山から湧き出たきれいな水が流れ込んでいます。こうした環境を守るという意味でも、無農薬栽培での米作りは大事だとおっしゃっていました。

ふるさと納税の返礼品で選べる無農薬米

温谷農園 合鴨農法

温谷さんが、合鴨農法で無農薬で丹精こめて育てられたお米は、現在高原町ふるさと納税返礼品として取り扱いがあります。

この機会にぜひ、高原町の雄大な自然のなかで手間ひまかけた合鴨農法のお米をご賞味ください!

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(インタビュアー・文:北原 優美/ライター)

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