宮崎・高原町 ご当地焼酎をたっぷりレポート!

2018.8.09
宮崎・高原町 ご当地焼酎をたっぷりレポート!

宮崎県といえば焼酎の出荷量と消費量ともに全国でもトップレベル。
そんな宮崎県の西南部に位置する高原(たかはる)町では町おこしの一環として、明石酒造株式会社とともに地元の原料を使った芋焼酎『髙天原(たかまがはら)』を造り上げました。

今回は杜氏(とうじ)でもある明石酒造株式会社の常務取締役・明石太暢さんと営業部の山下博之さんのお二人に、地元にこだわった町民のための焼酎造りについて伺いました。

人の想いと絆から生まれた芋焼酎『髙天原』

髙天原(たかまがはら)

『髙天原』は、約2年の月日をかけて高原町の有志と蔵元である明石酒造が想いを一つに共同で造り上げた焼酎です。

コクのあるしっかりとした焼酎に

「高原町に親しまれる焼酎を造りたい!」 
地元高原町の有志と地域社会に貢献することを理念とする明石酒造の双方の熱い想いから立ち上がった焼酎プロジェクト。
明石酒造の山下さんは、高原町にしかない焼酎を造るために企画当初から尽力してきたメンバーの一人です。

―高原町からはどのような要望があったのですか?

「要望は2つありました。飲みやすいものが良いという案と濃い焼酎が良いという案。両極端だったのですが、根本的なところはコクのある焼酎を造りたいという杜氏の想いがありましたので、『髙天原』はただ飲みやすいだけではなく、コクのあるしっかりとした焼酎を造りたいと思いました。」

地元の人に一番に喜んでもらいたい

杜氏でもある明石さん

杜氏でもある明石さん(写真上)は地元の高原町産の原料に対する特別な想いがありました。

―焼酎を造るうえで特にこだわった点はどこですか?

「せっかく高原町で芋を作ってもらっているので、農家さんが喜んでもらえるような、そして一番は高原町の方に受け入れてもらえるような焼酎を造るということですね。
試飲会を何度も開き、一緒に味の話をしたりしてお互いが寄り添えたとても良い焼酎造りができたと思います。」

造り手側の提案を受け入れてもらえたことが一番うれしかったと話す明石さん。
『髙天原』は造り手と町が地元にこだわり共に寄り添った逸品です。

―苦労した点がありますか?

「何回も試飲会を開き、プロジェクト会議を立ち上げ、いろいろな話をさせてもらいました。高原町にも焼酎の造り方や難しさなど造り手側のことを伝え理解してもらわなければならない。高原町の望む酒質に近づけるために販売時期もずらしてもらいました。
でもそれらを経て互いの接点が多くとれたからこそ身近に感じてもらえる焼酎になったのだと思います。」

互いに切磋琢磨して完成した焼酎は、宮崎を代表する景色の見える焼酎になりそうです。

宮崎を代表する焼酎

試飲会を重ね、たどりついた味

『髙天原』は、原料に町内産の黄金千貫を使ったスッキリとした味わいと程よい芋の香りが残る20度の芋焼酎です。

芋焼酎『髙天原』の特徴

焼酎宮崎の特徴はその多様性です。さまざまな種類の焼酎があります。

―宮崎県内だけでも多くの焼酎がありますが、その中でも『髙天原』の特徴を教えてください。

「原料は町内産の黄金千貫(甘藷)を使用しています。味の特徴としては、国産米を使った白麹なので、わりとスッキリしたタイプの芋焼酎に仕上がったと思います。
黄金千貫を使用しているので一般的な焼酎と風味的には似ているのですが、明石酒造では原料の特性を生かした造り方をしているので、スッキリとした中でも芋の香りがほどよい程度に出るようなものが出来たと思っています。」

―原料を生かすことを主軸において造るということはなかなか難しいのではないでしょうか?

「そうですね。個性を出そうと思えば出し方はいくらでもありますが、今回は高原町の方に受け入れやすい酒質にしなければなりませんでした。ですからその調整は高原町の方と意見を交わしながら一緒に造っていきました。
出来たばかりの焼酎には油分があります。それはうま味成分につながり、そのままが一番特性がでるのですが、飲み続けると飲み疲れがでるので、その油分の取り除く量に一番気を使いました。」

一次仕込み
(写真・一次仕込み)

常圧蒸留
(写真・常圧蒸留)

焼酎とともに楽しむおすすめの料理

「焼酎にもよりますが、どっしりした焼酎には濃いめの料理が合います。『髙天原』には、地鶏よりサッパリした鳥刺しなんかが合いますよ。」

宮崎焼酎の中からいろいろ選んで、それぞれに合う料理を見つけ出すのも焼酎の楽しみ方の一つです。

焼酎から広がる人のつながり

焼酎から広がる人のつながり

地元の焼酎は造るだけではなく、皆が育て次へつなげてこそその土地に根付いていきます。

―地域のために造った焼酎ですが、『髙天原』をこれからどのように育てていきたいですか?

「『髙天原』は高原町だけの販売なので、高原に足を運んでくれば流れができて私たちも少しは貢献できているのかなと思いますし、焼酎販売で原料を納品できる場があれば、生産から加工という流れができて経済効果が生まれます。
農業の高齢化も進んでいるので、新たに就農する人が生まれてくれれば良いかな思います。」

―『髙天原』をはじめ、どのように焼酎を楽しんでもらいたいですか?

「焼酎は一人で飲むよりワイワイ飲むことが多いんです。ですから、焼酎がそういうコミュニティを作れるアイテムになれば良いと思っています。」

高原町では人が集まる場に2本くくった焼酎を手土産としてよく持っていきます。
そしてだれかれとなく料理を持ち寄り、いつの間にかひとが増え、焼酎を囲んで楽しい会話が広がっていきます。

人の想いと絆から生まれた高原町民のための焼酎『髙天原』。まさしくそんな場の中心となる親しみのある焼酎です。

宮崎で焼酎を選ぶなら『髙天原(たかまがはら)』

宮崎で焼酎を選ぶなら『髙天原(たかまがはら)

『髙天原』は町内産の黄金千貫を原料とした20度の芋焼酎です。芋の香りが程よい親しみやすい地元高原町でしか手に入らない焼酎ですがふるさと納税でもご提供しています。

天孫降臨の町高原町の澄んだ空気と神々しさが伝わるラベルにもご注目。ぜひ『髙天原』を囲んで皆でワイワイとお楽しみください。

>>ふるさと納税返礼品「髙天原」はこちらから

(インタビュアー・文:梅本 かよ子/ライター)

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