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陶器と磁器の違いと見分け方

2016年1月30日

陶器と磁器の違いと見分け方

『陶器』と『磁器』といわれても、明確な違いがすぐに分かる人はあまり多くありません。焼き物としてひとくくりにされる陶磁器ですが、違いと見分け方のポイントを理解しておきましょう。

『陶器』は土、『磁器』はガラス?

陶器は粘土を焼いた“土もの”で、磁器は陶石を焼いた“石もの”。厳密に言うと、陶器にも磁器にも粘土と陶石は含まれますが、割合が違います。陶器に含まれる陶石は50%程度、対して磁器は60%以上。陶石は高温になると溶けてガラス状に。1200度までで溶ける長石と、1200度を超えて溶ける珪石の2種類があります。

陶器の焼成温度は1200度までなので長石しか溶けませんが、磁器は1300度まであげるため、溶けた長石によって珪石も溶かされ、ガラス化します。陶器はほぼ土のままですが、磁器はガラス化した石。これが見分け方のポイントです。

見分け方その1.裏返す

器を裏返してみましょう。ザラザラして2色にはっきり分かれていれば陶器です。

裏返して見る

陶器は赤・茶・黒・白の土と、透明・オフホワイト・緑・青などの釉薬があります。土の色も釉薬の色も組み合わせもさまざま。例外もありますが、ほとんどの陶器は釉薬を厚めにかけて作るため、裏返して見ると土と釉薬の境目がはっきり分かります。

磁器は真っ白な素地に透明な釉薬を薄くかけるため、ぱっと見て一面真っ白という感じを受けます。絵付けなどをするため、真っ白なものが必要になるのです。

裏返して触る

裏の釉薬のかかっていない部分を触ってみましょう。ザラザラしていれば陶器。ツルツルしていれば磁器です。陶器は触っても何となく柔らかな感じを受け、磁器は硬く冷たい感じを受けます。まず、裏返して2つの見分け方を試してみてください。

見分け方その2.音を聞く

次に指を曲げて、第2関節でコンコンと優しく叩いてみましょう。家にあるものなら、箸で叩いてみればすぐわかります。柔らかで鈍い音がするのが陶器、硬くて高い音がするのが磁器。磁器の音は金属音とも言われますが、ガラスをはじいた音に似ています。

見分け方その3.透かして見る

陶器は光を通しませんが、磁器は光を通します。器を持って、光にかざしてみてください。磁器だとほんのりと明るく見えます。陶石がガラス化しているため、磁器は光が通りますが、陶器はこの状況が起こりません。陶器の茶香炉では、穴からしか光が漏れないのです。

見分け方その4.お湯を入れて触る

ショップではできませんが、器に熱いお湯を入れて、すぐに持ってみるという方法もあります。

持てるほどの温かさなら陶器、熱くて持てないなら磁器です。陶器には小さな無数の孔があり、そこに空気を含んでいるため、「熱しにくく冷めにくい」という特徴があります。土鍋はお湯が沸きにくいのですが、一度沸くとなかなか冷めません。磁器は逆で、ガラス質のため「熱しやすく冷めやすい」という性質を持ちます。

温かみのある陶器で、ほっこりとした時間を

かっちりとしてフォーマルな印象の磁器に対して、陶器は柔らかで暖かく、優しい印象を受けます。毎日の食卓に欠かせない食器ですが、磁器・陶器のそれぞれを特徴を理解して使い分ければ、食事もより楽しくなるでしょう。

高原町では、ふるさと納税のお返しに陶器のカップをご用意しています。紅茶を楽しんでいただくもよし、コーヒーを楽しんでいただくもよし。高原町ののんびりした時間をまとった陶器で、ゆっくりした時間をお過ごしください。