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霧島山の恵みたっぷり!環境保全型の"ひのひかり"生産をレポート

2015年11月23日

霧島山の恵みたっぷり!環境保全型の“ひのひかり”生産をレポート

霧島連山のふもと高原町に、ひのひかりのブランド米“小清水米”や、麦焼酎、地ビール、日本酒など、数々のヒット商品を生み出している直売所“杜の穂倉”があります。

ひのひかり_花堂理事

ここで生産された米や麦・雑穀を使った商品作りは、「うちでも参考にしたい」と他地域からの視察が絶えません。

こうした人気商品作りのベースとなるお米“ひのひかり”の、他とは異なる生産方法と生産に対する想いを、杜の穂倉を運営する農事組合法人はなどうの組合長、黒木親幸さんよりお聞きしました。

“ひのひかり”の美味しさを支える“霧島山の湧水”

ひのひかりは、宮崎県で育種された、コシヒカリを親に持つお米の品種です。コシヒカリに似た食味とつやがあり、九州地方ではコシヒカリよりも生産量が多く、味に定評があります。

杜の穂倉がある高原町は、霧島連山のふもとに位置しています。こんこんと湧き出る豊かな水の恩恵を受け、高原町ではひのひかりの生産が盛んです。

ひのひかり_夏の田んぼ

黒木さんに、ひのひかりの特徴をお聞きしました。
「宮崎でできた米なので、この土地に合っていて育てやすい品種です。生産・品質ともに安定しています。」

農事組合法人はなどうでは、平成17年より、ひのひかりを他にはない独自の方法で生産し、人気を博しています。

ひのひかりを“小清水栽培”で、より美味しく!

高原町は新燃岳の噴火などを受け、水はけの良い火山灰土壌となりました。このため、農事組合法人はなどうでは、地質に合った麦の生産を伸ばしています。

ただ、米の生産には粘土質の土壌が向いており、米作りには不利な環境と言われていました。しかし黒木さんは、JA時代に培った技術力を活かして逆境を乗り越えようと、ひのひかりの“小清水栽培”に取り組みます。

小清水(こしみず)栽培とは?

小清水栽培とは、「植物の持っている免疫力を引き出すために“有機微生物”を活用する」栽培方法です。この栽培方法では、“ラグーン液”と呼ばれる有機肥料を使用しています。

ひのひかり_ラグーン液

通常、田植え前に肥料を入れるのですが、入れる肥料の窒素分が多いと、稲が倒れやすいなどの弊害が起こりやすくなります。

ラグーン液は、EM菌などの有機微生物を活用することで、有機肥料内の窒素分を抑え、土壌に必要なバランスに調整しています。そのため、稲が倒れにくくなり、米の甘みが増すとのこと。

「小清水栽培によって、甘みの乗った質の高い、いいお米ができるようになった」と、黒木さんはおっしゃいます。

“皇室献上米”となった、ひのひかりのブランド米“小清水米”

小清水栽培されたひのひかり“小清水米”は、その美味しさから、高原のブランド米として徐々に口コミで人気を広げていきます。また小清水米の生産が始まった当初、稲刈り体験のイベントも開催され、多くの観光客が訪れました。

ひのひかり_稲刈り

現在では、直売所の杜の穂倉だけでなく、宮崎市の高級スーパーであるフーデリーでも店頭販売され、毎年新米を待ちわびるリピーターもいるほどです。

こうした地道な取り組みによって、生産技術の向上だけでなく、農事組合法人のある集落の活性化と地域貢献に成果を上げたとして高い評価を受け、小清水米は平成27年の皇室献上米となりました。

ひのひかりを始めとする、生産へのこだわり

「農業は大変だけど、こうした評価を頂いたことはとても励みになります。これからも、昔から日本人が育ててきた作物を大事にした、自然相手の商品作りを続けていきたい」と黒木さんはおっしゃいます。

ひのひかり_稲刈り_知事

“地域を守り、地域の自然のものを活かして根付くものづくり”をテーマとして生産された、ひのひかりのブランド米“小清水米”は、高原町のふるさと納税特産品として味わうことができます。皇室献上米となった上質の小清水米を、ぜひご賞味ください。

(インタビュアー・文:北原優美/ライター)