ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

高原町ロゴ

トップページ > ふるさと納税 > 初年度3000本完売!料理長もおすすめする"日本酒 穂倉千徳"

初年度3000本完売!料理長もおすすめする"日本酒 穂倉千徳"

2015年11月26日

初年度3000本完売!料理長もおすすめする“日本酒 穂倉千徳”

霧島連山のふもと高原町に、日本酒や麦焼酎、地ビールなど、数々のおすすめ商品を生み出している直売所“杜の穂倉”があります。

高原町の酒製品

ここで生産された米や麦・雑穀を使った商品作りは、「うちでも参考にしたい」と、他地域からの視察が絶えません。

焼酎文化の南九州で“日本酒”が生まれた経緯と、こうした商品作りに対する想いを、杜の穂倉を運営する農事組合法人はなどうの組合長、黒木親幸さんよりお聞きしました。

日本酒“穂倉千徳” 原料米生産の裏側

農事組合法人はなどうのある高原町では、霧島連山からの豊かな湧水を活用した米作りがさかんです。麦焼酎・地ビールに続く商品作りのため、はなどうでは平成25年より日本酒の原料米である“酒米”の生産に取り組んでいます。

日本酒の原料米“山田錦”と“はなかぐら”

酒米と言えば、山田錦が有名ですが、生産中に稲が倒れやすいなど、生産がとても難しいお米でもあります。そのため宮崎県が代替種として育種したのが、酒米“はなかぐら”です。

農事組合法人はなどうでは、平成25年より酒米はなかぐらの生産を始めました。他とは違う風味を出すため、“小清水栽培”という独自の生産方法を取っています。

日本酒_はなかぐら収穫

小清水(こしみず)栽培とは?

小清水栽培とは、植物の持っている免疫力を引き出すために、有用微生物を活用する栽培方法です。この栽培方法では、“ラグーン液”と呼ばれる有機肥料を使用しています。

ラグーン液

通常、田植え前に肥料を入れるのですが、入れる肥料の窒素分が多いと、稲が倒れやすいなどの弊害が起こりやすくなります。ラグーン液は、有用微生物を活用することで、肥料内の窒素分を抑え、土壌に必要なバランスに調整しています。そのため、稲が倒れにくくなり、米の甘みが増すとのこと。

「この栽培方法により、他にはない米の風味を出すことができた」と黒木さんはおっしゃいます。

最高級の酒米“山田錦”への挑戦

こうした技術を活かして、平成27年には“山田錦”の生産も開始しました。

酒米_収穫前

遺伝子組み換えをしていない品種のため、味は他の酒米とは比べ物にならないほど上質で、評価の高いお米です。ただ通常の生産方法では、稲が倒れやすく風味を損ねてしまうというリスクもあります。

このように味はいいものの、生産が非常に難しい酒米ですが、黒木さんは“小清水栽培”を用いることでその弱点を克服します。

「小清水栽培によって、窒素を減らした施肥ができるので、山田錦が倒れにくくなります。安定した生産につなげられました。」

このように、風味だけでなく“生産の安定性”も同時に高めた小清水栽培によって、農事組合法人はなどうらしい生産を確立できたのです。

農事組合法人・酒蔵・料理人の連携で生まれた日本酒

はなどうで生産された質の良い酒米を、日本酒として生み出すのが、宮崎県内で唯一の清酒専門メーカーである千徳酒造です。

さらに、東京赤坂にある日本料理店かさねのオーナーシェフ、柏田幸二郎さんにもアドバイザーとして参加頂き、おすすめとの評価を頂いたことで、より質の高い日本酒が完成しました。柏田さんは県内の日向市出身ということもあり、まさに宮崎の「人」が生み出した日本酒と言えます。

日本酒_千徳3人

焼酎文化の南九州で生まれた 特別な日本酒

「南九州では焼酎文化が根強く、日本酒は正月やお盆・お祝い事でしか使わないのが通例でした。ですが普段から日本酒に親しんでほしいと、飲みやすく甘口に仕上げました。若い世代にもおすすめです。」

日本酒_穂倉千徳

宮崎生まれの日本酒“穂倉千徳”は、販売を開始した平成25年度に、生酒・純米酒合わせて3,000本を売り上げるなど、人気を博しています。

杜の穂倉で生みだされる商品への想い

最後に、商品づくりに対する想いを黒木さんにお聞きしました。

「山田錦への挑戦のように、一見この土地では難しいと思われることも、40年間培った技術で克服することができました。こうした実績があることで、他企業から“次はうちと組んで商品開発を”という声が続いています。次は、お酢と醤油のもろみを作る予定で、これができると“自然食品”が一通りうちで揃うことになる。夢が広がります。」

酒米_収穫祭

日本酒“穂倉千徳”は、平成27年より山田錦を使い醸造されるとのこと。より上質で美味しい日本酒の誕生が期待されます!なお穂倉千徳は、杜の穂倉での直売の他、高原町のふるさと納税特産品としてお選び頂けます。ぜひ特別な味わいをお楽しみください。

(インタビュアー・文:北原 優美/ライター)