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宮崎の種牛が大切な理由とは

2016年10月04日

宮崎の種牛が大切な理由とは

名実ともに日本一のブランド牛、宮崎牛に絶対的に必要な「種牛」の存在はご存知ですか?美味しい牛を育てるにはさまざまな要素がありますが、その中で血統の影響は大きいため宮崎県は種牛の育成に全力で取り組んでいます。

エース種牛

肉質や体格、健康でなおかつ繁殖能力が高い優秀な遺伝子を持つ雄牛をエース種牛として宮崎が有しています。国産牛のほとんどが宮崎のエース種牛となんらかの血統の繋がりがあるといわれるほどの影響力があり、宮崎だけでなく日本の財産とも呼べる存在です。

口蹄疫でエース種牛を失う

宮崎の種牛といえば忘れられないのは2010年に発生した口蹄疫です。口蹄疫とは、家畜伝染病のひとつで伝染力が非常に強い最悪の家畜病と呼ばれています。この口蹄疫の症例が確認されると、感染拡大の被害を防ぐために検査で陽性が確認された生産農家の家畜はすべて殺処分となります。

日本史上最悪といわれたこの時の口蹄疫は、すさまじい被害をもたらし宮崎県下の牛だけではなく、豚を含めた家畜、なんと29万頭を超える数が殺処分となりました。

その中には“エース中のエース”とよばれ、冷凍精液を盗まれたこともある「忠富士」や、“伝説のスーパー種牛”とよばれた「安平」も入っており、宮崎県のみならず日本の宝ともいうべき貴重な、まさしくエース種牛もいました。

当時、なんとしてもエース種牛を失うことだけは避けたかった宮崎県ですが、断腸の思いで泣く泣く処分となったのです。県下には55頭ものエース種牛がいましたが、残ったのはたった6頭だけ。

被害総額は畜産関連だけでも1,400億円を超えるといわれ、宮崎の畜産は壊滅とよべる被害をもたらし、あまりの影響の大きさから県が非常事態宣言を出したほどでした。

見たか!宮崎の底力!日本一2連覇

口蹄疫が収束したあとも影響は尾を引き、畜産そのものをやめてしまう生産者や、経済的に立ち行かなくなった関係者も多く暗い雰囲気でした。

そんななかでも宮崎県はすべての力を結集して宮崎牛の復活に注ぎ込み、2012年に開かれた「和牛のオリンピック」と呼ばれている全国和牛能力共進会の第10回大会にて種牛部門で内閣総理大臣賞を受賞!大会史上初となる総合2連覇を達成したのです。

しかも受賞に輝いた種牛は、口蹄疫で失われたエース種牛の遺伝子を受け継ぐ牛でした。甚大な被害をもたらした口蹄疫を宮崎自身が乗り越えた瞬間でした。このニュースは、宮崎の畜産の再生と復興を願っていた県民に大きな勇気と希望を与えてくれたのです。

種牛を守れ!

口蹄疫を経験した教訓から、エース種牛の運営方法を見直し、飼育管理を数箇所に分散して冷凍精液を製造できるようにしました。

またエース種牛がいるセンターの所在地には、家畜そのものが少ない地域を選んでおり、口蹄疫のような伝染病が発生したときでもエース種牛を守れる布陣となっています。

口蹄疫によって失われたエース種牛を補える頭数もそろいはじめ、今後は順調に安定して増やしていくことになります。

宮崎牛は種牛からはじまる

柔らか絶品!「宮崎牛スライスセット600g」
宮崎牛の生産地のひとつ、高原町には宮崎県の畜産試験場があり、ここで品種改良や種牛からの冷凍精液、受精卵供給などをおこなっております。

地域で伝承してきた和牛生産技術と、豊かな自然に囲まれた生産環境のもとに育った宮崎牛。高原町ふるさと納税の返礼品では、家族でお楽しみいただける宮崎牛のセットなどもご用意しております。ぜひ、ご賞味ください。