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完熟マンゴー解禁! 高原町のふるさと納税でいかがですか

2017年4月21日

完熟マンゴー解禁! 高原町のふるさと納税でいかがですか

宮崎県の特産品や県内のふるさと納税返礼品としてもすっかり定着したマンゴー。

とろける甘さと真っ赤な美しいたまご形のマンゴーはここ高原町でも生産しています。

果物界のお嬢様 『完熟マンゴー』が誕生するまで

高原町で唯一マンゴーを生産している原田幸一さんと都美子さんご夫婦にお話しを伺ってきました。

完熟マンゴーは自然に落下

高原町の霧島の麓にある原田さんのマンゴーハウス。現在約9000個のマンゴーが出荷を今か今かと待っています。

マンゴー ハウス

「今年は去年より1本あたり15個ぐらい実が多いかな。徐々に木が大きくなるので、その分個数も多くなるんです。」

―このハウスの木は何年目てすか?
「今年で9年目の成木です。品種はアーウィンといういう品種です。」

―宮崎で栽培しているマンゴーの特徴を教えてください。
「ブランド名である『太陽のタマゴ』が糖度15度以上、『完熟マンゴー』が14度以上で、どちらも完熟して自然に落ちたものです。等級はいずれも赤秀(あかしゅう)と青秀(あおしゅう)の2通りあって、太陽のたまごの赤秀が最高級品です。」

美しいマンゴーの後ろ盾には徹底した管理あり

「マンゴーは皮が薄いので遮光しないといけないんです。直接マンゴーに日光が当たるとシミができてしまうんですよ。でも、早く遮光すると色ものらないし、甘味も増さない。晴れたり曇ったりする日は開閉が一番大変なんです。葉っぱもマンゴーに影を作らないように、傷がつかないようにホッチキスで止めるんです。」

ホッチキス とめる 葉

「冬は重油の暖房とヒートポンプを使って暖房して、秋にはクーラーをかけます。」

―果物界のお嬢様ですね。
「そうです。集荷場に行くと、1個1個光センサーで糖度を測って『太陽のタマゴ』か『完熟マンゴ―』なのかなどを検査して、最終的にマンゴー生産者についているバーコードがマンゴーに印字されます。だから誰が生産したのかがすぐわかるようになっているんです。出荷前にも抜き打ちで残農薬検査があります。指名された生産者は、いつ、どんな農薬を使用したかなども提出しなければいけません。農薬は徹底管理です。」

高い競争率を勝ち抜いた果物 マンゴー

―生産するにおいて気を使う点などありますか?
「マンゴーはすごく気を使います。大きく3つありますが、まず、生殖成長に変わってきれいな花が付くがどうか。次に花が開いてミツバチがちゃんと動いてくれるかどうか。花が満開なのにミツバチが飛ばないと交配しないんです。そしてその後は着果するかどうか。」

一枝に花はいくつ咲くのですか?
「軸の先にいっぱい咲きます。これがマンゴーの花です。ピンクでかわいい花でしょ。匂いはあまりよくないけど(笑)これにミツバチがとまって交配します。」

マンゴー 花

「雌花は何千と付くんです。でもそのうち10個も着果しない。その中に未熟なものがあったりする。そして、さらに荒摘果して3~4個にして、最終的に良いものを1個だけ残します。花の時点で枝を吊り上げますが、その最後の1個に傷がつかないように、日が当たるようにさらにフックで糸を調整して吊り上げます。」

マンゴー つりさげる

―そうとうな手間隙がかかるのですね。
「そう!いかに手間をかるかで美人のマンゴーができるんですよ。根元に麦わらが敷いてあるでしょ。麦藁に水をかけると有機質になっていずれ藁がなくなります。雨が降ると乾燥剤にもなるんですよ。」

苦難を一緒に乗り越えたマンゴーたち

手塩に掛けた娘のように目を細めてマンゴーの話をする原田さん。もともとは40年間菊を生産する花卉農家さんだったそうです。

―マンゴー農家に転向したきっかけはなんですか?
「菊は中腰の作業が多いので妻が腰を痛めてしまったんです。体調もぎりぎりだったので転作を考えていたところ、指導員から誘いがありマンゴーを栽培することにしたんです。」

―はじめての栽培で不安はなかったのですか?
「菊とは品種が違いますが、生理はだいたい一緒だし、今まで培ったノウハウと施設があったからゼロからのスタートではなかったですね。マンゴー部会の人達も教えてくれましたし。逆に素人の方が素直にわからない事を聞くことができて良かったのではないかな(笑)。」

と笑って話す原田さん。しかし、その間に大変な苦労もありました。それは6年前に起きた新燃岳の噴火です。

「定植して3年目だったけれど初出荷してみようと思い、花が満開になったからミツバチを入れて実をならして出荷しようと二人で心待ちにしていたところに新燃岳が噴火してすべてをあきらめざるを得なくなってしまいました。」

「身を切る思いでしたね。」と当時を振り返り話しくれたのは妻の都美子さん。

出荷をあきらめ、それから1年間の育成を経て立派に復活して育ったマンゴー。今ではふるさと納税の返礼品として出品できるほどたわわに実るようになりました。

農業とマンゴーへの思い

原田さんはこれからの農業についてとても素敵な考えをお持ちです。

1番大事な事は好きであること

「自分でそろそろ引退かなと思ったらネットを使って“高原に移住してこの施設ごと使いませんか”と発信しようかなと思っています。アドバイスやサポートは私がしますから。誰でも定住して挑戦できるような環境づくりをしていきたい。だから常に良いマンゴーを作って発信しておきたいんです。自分の農地は身内に継がせたいというのが昔からの考えだけど、好きでないと続かないんです。続けていれば良い時だけではなく、悪い時もある。そんな時に土が好き、農業が好きでないと乗り切れない。だからそういう人が来てバトンタッチするまでは木を大切にして良い状態にしておきたい。いろんな意見があると思いますが考え方ひとつですよ。」

大切にしていること そして大切にして欲しいこと

―原田さんが将来の後継者に大切にして欲しいことはありますか?
「余暇ですね。余暇を楽しんで余裕を持たないと作物にも影響してストレスを与えてしまう。だから自分で好きな事をして発散して、それを仕事に活かすようにしないとね。」

仕事と余暇の両方と上手に向き合っている原田さん。そんな原田さんの余暇はバイク(ハーレー)に乗って年に何回か1人旅行を楽しむことだそうです。もちろん奥様の都美子さんも女子会で旅行を楽しんでいます。

とろける甘さのマンゴーはぜひ高原町のふるさと納税で

マンゴーの写真

マンゴーの食べ方は、果実を三枚におろすように切り、果実に格子状に包丁を入れ、果肉を押し上げてお皿に盛り付けます。

お二人が手塩に掛けて大切に育てたマンゴーは、とろける甘さでとっても美しい完熟マンゴーです。今の時期なら1週間から10日間は日持ちしますので、贈答品としても安心してお持ちいただけます。

もちろん自分へのご褒美でもokです。ぜひ一度ご賞味ください。

(インタビュアー・文:梅本かよ子/ライター)