参拝者に幸運をもたらすとされる霞神社。古くから農業・畜産・疾病、縁結び、開運、商売繁盛の神とされています。
社殿の裏手にある洞窟には、霧島六所権現の使いとされている白蛇様が棲んでいて、その姿を見ると幸運が訪れるとされるパワースポットです。
ちなみに、白蛇様は真っ白ではなく「五色の蛇」。この場所以外には生息していない絶滅危惧種らしいので、姿を見るだけで幸運が訪れるというのも頷ける理由があります。
霞神社のもう一つの魅力は、神社から見渡せる壮大な眺望です。
町の東側、後川内(うしろかわうち)の丘の上に建つ霞神社。本参道から階段で730段、中参道や東参道経由で230段と、急な坂を登った先に姿を表します。
道のりは厳しいですが、境内の展望橋から一望できる、どこまでも広がる青い空、連なる山々の風景は絶景です。もし、白蛇様の姿を見ることができなくても、その壮大な眺めを見るだけで幸せな気分になれます。
さらに、運が良ければ、欄干から雲海を見渡すことができます。社の下を雲海が流れる姿はとても神秘的で、ご利益のあるパワーをたくさん貰えそうな雄大な眺めです。
霞神社は1年に一度、大晦日から元旦にかけては、お店が連なる参道が賑わい、参道沿いに吊り下げられた凛々と輝くレトロな電球の光が、昭和のノスタルジックな初詣の世界観へと引き込みます。
境内の東側に位置する展望橋からは、山間登る神々しい初日の出を拝めます。
霞神社は訪れるタイミングによって、見ることができる景色が変わる面白いパワースポットです。どのような姿が見られるか心躍らせながら参拝に訪れてみてください。