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神武の里 高原町で開催される祭り"日本発祥地まつり"レポ!

2017年4月12日

神武の里 高原町で開催される祭り“日本発祥地まつり”レポ!

神武天皇ご生誕の地と言い伝えられる高原町で開催される“日本発祥地まつり”。

高原町の神楽や伝統芸能、そして神話街道ウォーキングなど、神話の歴史と霧島の美しい風景を体感できる祭りを写真とともにご紹介します!

神武天皇ご生誕の地 高原の祭り“日本発祥地まつり”

平成26年から始まった“日本発祥地まつり”は、神武天皇ご生誕の地 高原町で、建国記念日の2月11日に開催されるお祭りです。

日本の発祥地とは“初代天皇のご生誕地”

神社 高原町

霧島のふもとにある高原町は、初代天皇である神武天皇ご生誕の地として言い伝えられています。そうした歴史とともに、神楽などの伝統芸能も代々受け継がれてきました。

こうした歴史を町民だけでなく多くの方に伝えたいと、“日本発祥地まつり”が始まりました。

日本発祥地まつり 昼の部 紀元祭~伝統芸能披露

“紀元祭”と呼ばれる式典が狭野神社で執り行われたあと、ご生誕の地と呼ばれる皇子原(おうじばる)まで“ご神幸行列”が行われます。

ご神幸行列

ご神幸行列の写真

発祥地まつりの主催者だけでなく、厄年を迎える方や、その日に同時開催される「たかはる神話街道ウォーキング」の参加者など、大人数で狭野神社から練り歩きます。

昼間に見られる貴重な“神楽”

開会のセレモニー後、ステージでは数々の伝統芸能が披露されます。

なかでも特に注目したいのが、“神楽”です。通常、夜舞われる神楽を昼間に見れるのはとても貴重。

狭野神楽

真剣を使った舞を間近で見ることができます。
祓川神楽

高原の伝統芸能が揃い踏み!

奴踊り

神楽だけでなく、奴踊りや棒踊りなどを一度に観られるのも、この祭りならではです。

棒踊り

伝統芸能だけじゃない!祭りを楽しむおすすめポイントをご紹介

日本発祥地まつりをもっと楽しめる、同時開催の企画をご紹介します!

高原の神話街道をめぐる“ウォーキング”企画

ウォーキング

祭りに合わせて開催されるのが、“たかはる神話街道ウォーキング”です。

これは、神武天皇ゆかりの地をめぐるウォーキングツアーで、道沿いの直売所に立ち寄りお土産も買うことができます。取材時もたくさんの参加者が訪れていました。

高原の祭りならでは!“宮崎牛”を炭火で堪能

この祭りならではなのが、宮崎牛を炭火焼で楽しめることです。

焼肉 宮崎牛

宮崎牛の入った焼肉用パックを場内で購入いただき、ステージを眺めながら炭火焼を楽しめます。

日本発祥地まつりは夜も熱い!夜の部“神代の火祭り”

日本発祥地まつりは昼だけではありません。夜の部“神代(かみよ)の火祭り”が開催されます。

この夜の部では、高原町で“おねっこ”と呼ばれるやぐらを組み、火が灯されます。

おねっこ

実はこの種火ですが、祭りの前に実行委員の方々が、霧島の霊峰、高千穂峰の頂上で火おこしをし採火したもの。

頂上での採火

この神代の火祭りには、無病息災を祈り、厄払いの意味がこめられているそうです。

高原町への“誇り”を 祭りへの想い

日本発祥地まつりの実行委員長である丸山裕次郎さん(写真右)に、この祭りへの想いをお聞きしました。

裕次郎さん

「高原町に住んでいながら、初代天皇=ファーストエンペラーの地という認識がまだまだ低いと感じていました。この祭りを通して、高原町の方々にも、天皇が誕生した地としての“誇り”を醸成したいと思っています。
また、オリンピック開催が近づいていますが、世界的にも“ファーストエンペラー”の地というのは注目されています。これを機に高原町の世界的知名度が上げていきたいです。」

高原町の歴史と伝統を堪能できる祭り“日本発祥地まつり”

初代天皇をまつる“狭野神社”、狭野神楽に祓川神楽、夜の火祭りなど、高原町の歴史と伝統を一度に味わえるのが、この日本発祥地まつりです。

毎年、建国記念日である2月11日に開催されます。みなさんもぜひ高原町へお越しくださいね!

(インタビュアー・文:北原 優美/ライター)