町有形文化財指定について
「丸山家伝来銃砲刀剣類計5点」を町指定文化財に指定
〇名称 丸山家伝来銃砲刀剣類計5点
〇員数 5点
〇指定年月日 令和7年10月16日
〇所在の場所 高原町大字西麓392番地 高原町中央公民館内
〇所有者 高原町教育委員会
〇物件の内容
江戸時代、高原郷の行政に代々重職として携わっていた丸山家に伝来していた、刀剣類3点・銃砲類2点。令和6年に町教育委員会に寄贈された。
かつて旧家に残っていたこういった文化財の多くが盗難等の被害に遭っている中、江戸時代からの伝来と確定できる銃砲刀剣類が残存していたことが貴重である。
刀剣類は、脇差が3点。うち1点は、作者不明ながらも永正年間(1504~1521)に備州(岡山県もしくは広島県)で作刀されたものであること。また、拵については、江戸時代の薩摩藩で盛行した「薩摩拵」と呼ばれているものである等、江戸時代の様子をよくとどめている。
銃砲類は、火縄銃が2点。いずれも、当時の薩摩藩で作られた「薩摩筒」である。実用でありながら随所に金銀箔を施す等装飾豊かである。また、うち1丁には、からくり部分に島津家の家紋である「丸に十字」を施す等、島津家からの下賜品を思わせる。
〇員数 5点
〇指定年月日 令和7年10月16日
〇所在の場所 高原町大字西麓392番地 高原町中央公民館内
〇所有者 高原町教育委員会
〇物件の内容
江戸時代、高原郷の行政に代々重職として携わっていた丸山家に伝来していた、刀剣類3点・銃砲類2点。令和6年に町教育委員会に寄贈された。
かつて旧家に残っていたこういった文化財の多くが盗難等の被害に遭っている中、江戸時代からの伝来と確定できる銃砲刀剣類が残存していたことが貴重である。
刀剣類は、脇差が3点。うち1点は、作者不明ながらも永正年間(1504~1521)に備州(岡山県もしくは広島県)で作刀されたものであること。また、拵については、江戸時代の薩摩藩で盛行した「薩摩拵」と呼ばれているものである等、江戸時代の様子をよくとどめている。
銃砲類は、火縄銃が2点。いずれも、当時の薩摩藩で作られた「薩摩筒」である。実用でありながら随所に金銀箔を施す等装飾豊かである。また、うち1丁には、からくり部分に島津家の家紋である「丸に十字」を施す等、島津家からの下賜品を思わせる。













