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害虫キオビエダシャクにご注意ください!!

■キオビエダシャクの発生

町内において、ここ数年、害虫「キオビエダシャク」による被害が発生しています。
「キオビエダシャク」は、イヌマキ等(イヌマキ、ヒトツバ、ラカンマキ)の葉を食い荒らす害虫です。

キオビエダシャク

(1)成虫は全体的に濃い紺色で、羽に黄色の帯がある蛾(体長2cm程度、開長5cm程度)で、昼間に飛び回ります。
(2)幼虫は、5cm程度のシャクトリムシで、頭、尻及び側面がオレンジ色で、他の部分は灰色と黒色のまだら模様をしています。
 幼虫のみが、マキ科のイヌマキ、ヒトツバ、ラカンマキ等の葉を食害します。
【幼虫】引用元:宮崎市HP
【幼虫】


【成虫】引用元:宮崎市HP
【成虫】

■駆除方法

成虫、サナギ及び卵は、薬剤が効かないため駆除は困難です。
したがって、幼虫を駆除するのが効果的です。
幼虫は、木を揺すると糸を引いて垂れてきますので、幼虫の発生が少ない場合は捕殺し(捕まえて殺し)、大量に発生している場合は薬剤を散布します。

■駆除薬剤

(1)トレボン乳剤 希釈倍数4,000倍
(2)ロックオン 希釈倍数 1,000倍
(3)アディオン乳剤 希釈倍数 4,000倍~8,000倍
(4)スプラサイド乳剤40 希釈倍数1,500倍~2,000倍
 ※ スプラサイド乳剤は劇薬のため、購入の際は、印鑑、身分証明書が必要です。

■薬剤散布の注意点

(1)薬剤散布を行う前には、あらかじめ近所の方にも連絡し、人や周囲の農作物等に飛散しないように注意しましょう。
(2)薬剤の使用に際しては、必ず説明書を読んで記載内容に従って使用しましょう。
(3)薬剤の希釈倍数を間違えないように注意しましょう。(決められた希釈倍数より濃い濃度で散布できません。)
(4)薬剤散布を行う際は、薬剤が体に付着しないようにマスク、手袋、帽子、長靴、雨合羽などを着用しましょう。
(5)薬剤散布後はただちにうがい、洗顔を行い、また、手足等を石鹸で洗い、衣類は下着まで着替えましょう。
(6)薬剤散布は、風がないときに、薬剤がムラなく葉の裏にもかかるようにしましょう。

■自分で薬剤散布ができない場合

 自分で薬剤散布ができない場合は、以下の業者及び造園組合等に相談してください。
 ただし、業者等による薬剤散布は有料になります。
  ・(株)弥永緑地建設 0984-42-1742
  ・ 宮崎県樹木医会 会員 弥永重俊 090-8667-8556
  ・ 小林地区造園組合 事務局 弓場緑地建設(株) 0984-27-0633