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美しい山の風景に移住を決意!高原町で見つけた宝物とは

2018年3月21日

美しい山の風景に移住を決意!高原町で見つけた宝物とは

6年前に東京から高原町に移住して来られた北原優美さん一家。北原さんは当サイト(高原町ふるさと納税 特設サイト)でもライターとしてご活躍されています。

たくさんの生産者と出逢い、高原の魅力を肌で感じてきたなかで、今度は自ら事業を起こし、製造した商品を返礼品として出品することに。今回は、そんな北原さんに移住の動機や事業設立の経緯についてお話をうかがってきました。

東京から高原町へ 移住を決意してたどり着いた風景

東京から移住された北原さんご一家が高原町に来られたのは、いくつもの偶然が重なっていました。

移住先を探す旅の先にあった出逢い

もともと宮崎県日向(ひゅうが)市出身の優美さん。子どもたちと暮らす都会では”本当の自然が遠い”と感じていたなかで、ふと湧き上がった「移住」という考え。
別の理由ですが、偶然にも同じタイミングで旦那様も「移住したい」と思ったそうです。

「当初は故郷日向市ではなく綾町への移住を考えて、空き家を探しに何回か行ったんですけど、なかなか思うような場所がなくて。それで、たまたま泊まったコテージのオーナーさん(移住者の方)に相談したら、『高原町がいいよ!』と勧めていただいたんです。」

山の風景に吸い寄せられた北原家

美しい山々

11月のからっと晴れた日。オーナーさんから紹介されて向かったのは、高原町の”杜の穂倉(もりのほくら)の黒木親幸さん。

杜の穂倉取材記事はこちら:おすすめとの声多数!幻の麦から生まれた“麦焼酎”をレポート

町はずれの一軒家に案内されてそこで見たものは、大きな青い山々。山がとてもきれいで「すっごいきれい!」と思わず叫んだそうです。最終的には、日向でもなく、綾でもなく、高原町に移住することに。

美しいものが大好きな北原さんを「おいで~」と山が呼んでいたのでは、と思わせる一コマですね。

地域おこし協力隊からのスタート

高原町に移住してすぐに、”地域おこし協力隊”での活動をすることになった北原さん。

好奇心と人なつっこさで人気者に

その小さな体からあふれる行動力で町内を走り回る北原さんは、役場職員や地域の人たちからも一目置かれる存在になっていきます。
そして、並行して”高原町ふるさと納税 特設サイトのライター”としても活動。

”地域おこし協力隊”や”ライター”としてたくさんの町民と交流を深めていくなか、自分で起業する道を開いていくことになります。

東京にはないものをたくさん発見!

―実際、住んでみてどんなことが高原の魅力に感じられましたか?

「まず、驚いたのが大きな神社がたくさんあるということ。そして、地域の人たちが守り続けている神楽(かぐら)の存在でした。皆が誇りに思って、大事にしていることに感動します。
ほかにも、町内のだれに聞いても『山がいいよね!』という答えが返ってきます。私も出張から帰ってきて、山を見ると『あぁ~。帰ってきたー!』と思ってしまいます。ほっとする感じがたまらなくいいんです。」

そう笑顔で話す北原さんが、移住して山の虜になり『サロン・ド・モンターニュ』を設立した理由は、まぎれもなく”たかはる愛”からのようです。

狭野神楽の取材記事はこちら:天孫降臨の地 高原町を舞台にした“狭野神楽”の舞台裏をレポ!

”美しいものを作りたい”という思いで設立した事業

新規事業者として『サロン・ド・モンターニュ<外部リンク>』を設立された北原優美さんは、4人のお子さんを持つママさん起業家でもあります。
「モンターニュ」はフランス語で『山』という意味だそうです。

霧島山のふもとで設立

―『サロン・ド・モンターニュ』ではどんな事業をされているのでしょう。

「今回ふるさと納税返礼品として出品した『ナッツはちみつ漬け』と、ギー(バターオイルの一種)を使った石けんを販売しています。そのほか、地元企業の商品デザインとかパンフレット制作も手がけ、事業の柱として少しずつ大きくなってきているところです。」

―『サロン・ド・モンターニュ』設立のきっかけはなんですか?

「高原にはとても良い商品がありますが、デザインを磨いたらもっと素敵な商品として出せるのになぁ…と思っていました。そこで個人的に趣味でデザインをさせていただくうちに事業になっていったかんじです。」

取材先との出会いから生まれた商品

ふるさと納税で選べる『ナッツはちみつ漬け』を紹介!

「この美しい霧島山には、素材そのものがパワフルで美しいものがあふれています。その良さを活かしたより美しいものを作りたい。」北原さんの想いはふくらみます。

ふるさと納税返礼品の取材で齊藤養蜂場を訪れ、実際にはちみつを採取する様子を間近で見て以来、ずっとこの素材を生かした商品を作りたいと考えていたそうです。

齊藤養蜂場の取材記事はこちら:家族の絆で上質なはちみつを~ふるさと納税で人気の“国産はちみつ”をレポ〜

そうして生まれた『ナッツはちみつ漬け』は、可愛い四角いビンに詰めて、好みのデザインに仕上げた北原さん渾身の一品です。

関連記事はこちら:ふるさと納税で選べる『ナッツのはちみつ漬け』を紹介!

『サロン・ド・モンターニュ』の目指すもの

「デザイン部門の占める割合が一番大きいかな。」と北原さんはいいます。

「依頼者の”想いの先”を感じ取り、それをデザインなどで形にしていく。この過程が私の喜びなんです。もっといろいろな人と出逢って、ひとつまた違うステージへ進みたいですね。」

山の麓からの贈り物

ナッツはちみつ漬け

北原さんの想いがこもった『ナッツはちみつ漬け』はふるさと納税の返礼品としてお選びいただけます。

『サロン・ド・モンターニュ』がお届けする山の麓からの贈り物『ナッツはちみつ漬け』をぜひ一度ご賞味ください。

ふるさと納税返礼品「ナッツはちみつ漬け」はこちらから<外部リンク>

(インタビュアー・文:亀田桂子/ライター)