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畜産のまち たかはる

温暖な気候と高い技術力ですぐれた品種を育成しています

 高原町の農業の中核を担う畜産部門。
 従来から、温暖で雨の多い気候が良い牧草を育て、優良な品種を生産してきましたが、近年、受精卵移植などの技術が急速に進むなど技術的にも非常に高いレベルにあります。
 中でも肉用牛は質の良さで全国的に知られる「宮崎牛」の一大生産地を形成しており、生産から肥育までの地域内一環生産体制を確立。宮崎県優良家畜受精卵総合センターの技術を活用して、非常に優れれた種牛の確保も進んでいます。
 また、霧島山麓一帯の風物詩である酪農も、技術、乳用牛の資質能力ともに県内のトップレベルにあり、こちらも受精卵技術の活用で質の良い牛が育てられており、近隣には乳製品加工メーカーも複数あることから、高原町産の牛乳を活かした乳製品が各地に向けて出荷されています。

 牛と並んで歴史のある養豚は、一時期減少傾向にありましたが、現在は飼育頭数も回復しており肉豚の生産技術は県内でも高いレベルにあります。

 また、養鶏部門のうち採卵鶏は「さくら卵」に代表されるように品質に高い評価を受けており、肉用ブロイラーの品質も高く評価されています。

 いずれも年を追うごとに大規模経営化が進んでおり、近年の牛肉輸入自由化などの環境の変化もあって、より効果的に、より品質の高いものを、という市場のニーズに応えながら、地域ブランドの確立に向けてそれぞれの分野で努力が重ねられています。
 また、経営効率化や品質の向上とともに、環境保全対策や疾病防止対策にも力が入れられています。