霧島錦江湾国立公園 御池野鳥の森 バードウォッチング
鳥との出会い
鳥に出合ったら、その烏が何という名前なのかを知りましょう。烏に出合ったら、相手を驚かして逃げていってしまうことのないよう十分に注意しながら、その鳥の何から何まで、すみからすみまでみんな見てしまう意気ごみで、観察することです。そして、見たことをメモしておけば、さらによいでしょう。見る、といってもただぼんやりと見ていても、鳥がいた、というだけにしかなりません。心を置いて見ることが大切です。ここでは、名前を知ることに徹して、あらかじめ見ておく必要のあるもの一大きさ、目立つ色部分の特徴、頭、くちばし、脚、背、といった見どころのチェックリストをつくっておき、それを追ってゆくと、見おとしをせずにすむようです。次にその例をあげてみましょう。
野鳥の見方
飛んでいるときの翼の先
飛んでいるときの翼の縁や先に注意しましょう。
とがっているか、丸いかなどはっきりした特徴をつかみましょう。
図(1)はヒヨドリ(2)はムクドリです。
尾の形
尾のかたちにも、特徴と違いがあります。
あなたはいくつ、わかりますか。
(1)ツバメ(2)ヒヨドリ(3)カワラヒワ(4)オナガです。
動作の飛び方
まっすぐ飛ぶか、波型に飛ぶか、同じ波型でも波が大きいか小さいか、浅いか深いかをよく観察しましょう。図(1)はムクドリ、(2)ヒヨドリ、(3)カワラヒワです。
また、コアジサシやチョウゲンボのように空にじっととまったままいられるという、ヘリコプターのような飛び方ができるのもいます。また、はばたきもカモメのようにゆっくりか、マガモのように速いかも、見分けの上では大切なことです。
それと、セキレイが尾を上下に振ったり、ジョウビタキがおじぎをしたり、モズが尾をまげたりして、という特徴ある動作でも見分けることができます。
飛び立ち方でも、(4)のコガモと、(5)のスズガモではこんなに違います。
御池野鳥の森でよく見られる代表的な鳥たち
ヤイロチョウ
ヤイロチョウのひな
オオコノハズクのひな
オオルリ
アカショウビンのひな
サンコウチョウ
ハシビロカモ
コガモ
マガモ
オオガガモ
オシドリ
コシジロヤマドリ
御池野鳥の森でよく見られる鳥類 (1993年2月21日現在)
夏鳥 25種
- ササゴイ
- ハチクマ
- サシバ
- ジュウシチ
- カッコウ
- ツツドリ
- ホトトギス
- アオハズク
- アカショウビン
- ヤイロチョウ
- ツバメ
- ヤブサメ
- センダイムシクイ
- キビタキ
- オオルリ
- コサメビタキ
- サンコウチョウ
他
旅鳥 11種
- タカブシギ
- ノゴマ
- コルリ
- メボソムシクイ
- サメビタキ
他
迷鳥 4種
- ウ(S.P.)
- ミサゴ
- イワミセキレイ
- イソヒヨドリ
冬鳥 47種
- ハジロカイヅブリ
- オシドリ
- マガモ
- カルガモ
- コガモ
- トモエガモ
- ヨシガモ
- オオヨシガモ
- ヒドリガモ
- アメリカヒドリ
- オナガガモ
- シマアジ
- ハシビロガモ
- ホシハジロ
- キンクロハジロ
- スズガモ
- ミコアイサ
- チョウゲンボウ
- オオバン
- ハクセキレイ
- ビンズイ
- タヒバリ
- ルリビタキ
- ジョウビタキ
- アカハラ
- シロハラ
- マミチャジナイ
- ツグミ
- ミヤマホオジロ
- アオジ
- クロジ
- アトリ
- マヒワ
- ウソ
- シメ
他
留鳥・漂鳥 49種
- カイツブリ
- ゴイサギ
- トビ
- クマタカ
- コジュケイ
- コシジロヤマドリ
- キジ
- キジバト
- アオバト
- オオコノハズク
- フクロウ
- ヤマセミ
- カワセミ
- アオゲラ
- オオアカゲラ
- コゲラ
- キセキレイ
- セグロセキレイ
- サンショウクイ
- ヒヨドリ
- モズ
- ミソサザイ
- トラツグミ
- ウグイス
- エナガ
- コガラ
- ヒガラ
- ヤマガラ
- シジュウカラ
- ゴジュウカラ
- メジロ
- ホオジロ
- カワラヒワ
- メカル
- スズメ
- カケス
- ハシボソガラス
- ハシブトガラス
他
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御池キャンプ村管理事務所
Tel:0984-42-4038